奈良国立博物館・東京文化財研究所共同研究成果報告
《国宝 絹本著色十一面観音像》
凡例
- 本ウェブサイトは、奈良国立博物館と東京文化財研究所との共同研究による「国宝絹本著色十一面観音像」(奈良国立博物館所蔵)の調査成果報告である。2006年に刊行した報告書『国宝 絹本著色十一面観音像 奈良国立博物館所蔵』(中央公論美術出版社)にもとづき、皿井舞(東京文化財研究所文化財情報資料部文化財アーカイブズ研究室)・二神葉子(同文化財情報研究室)の統括のもと、薬師寺君子(スプリング)・小山田智寛(同文化財情報研究室)が作成した。
- 調査は奈良国立博物館学芸課と東京文化財研究所情報調整室が中心となり、平成16年8月16日~22日(光学調査・撮影)、平成16年12月10日~12日(蛍光X線分析)、平成17年8月19日~21日(光学調査・撮影)に行った。
- 本X線透過画像は奈良国立博物館が撮影した。他の画像については城野誠治(東京文化財研究所文化財情報資料部)が撮影し、鳥光美佳子(同企画情報部、当時)が助手を務めた。蛍光X線分析については早川泰弘(同保存科学研究センター)が担当した。
- 本調査にあたっては有賀祥隆氏(東北大学名誉教授)、井手誠之輔氏(九州大学大学院教授)の協力を得た。
- 本共同研究の一部については、(財)仏教美術協会から、題目「文化財の光学的調査と情報共有に関する基礎的調査研究」として研究助成を受けている。
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